No.24 どうにかしてほしい。徳川、紀州家縁のお寺?。

やっと一息。夕食後のブログ。 机に向かって、パソコンたたく時間。今日一日の、給湯器関連営業の業務の記入より、”フット”思いが馳せる事がある。
余にもさびしすぎる徳川、紀州家の縁のお寺。  和歌山県民の皆さんどうにかなりませんかと言いたい思いが蘇る。
ここ何ヶ月前から、西国三十三霊場めぐりとやらを、休みになって暇があると女房と出かけています。
先般このブログに一度和歌山方面にある、お寺さんを紹介しましたが。
実はこの時一緒に参拝した三番札所「粉河寺」の横にあったお寺がどうにも気になっています。
そのお寺の名前は「十禅律院」で、中へ入って参拝させていただいて分かったことだが、徳川家のご紋を戴いた、紀州家ご縁のお寺らしい?。
門も立派、西国三十三霊場、第三番札所「粉河寺」
粉河寺.jpg
「悲しき、紀州家縁の寺、十禅律院」
”写真を掲載するには余にも悲しいので差し控えます”
悲しきお寺.jpg
私の悲しいみをあらわすイメージ写真を作りました。
◆「十禅律院」
大津坂本の安楽律院の末院で天台宗。本尊は阿弥陀如来。正暦元年(990)石崇上人の創建である。寛弘年中峯覚上人この地で長さ1尺6寸余の宝鐸を発掘し宝鐸院を建立し、千手観音を祀ったお寺。
●粉河町指定文化財 庭園 平成8年4月17日指定 
十禅律院(天台宗安楽律院派)庭園(洗心庭)
紀州徳川家八代藩主重倫(父)、十代藩主治宝(子)ゆかりの寺として構造様式に江戸時代末期の時代的特色がみられる。
庭園は枯山水式の石組を構成し各所に巧みに立石、横石を配置し渓流とし、その中央に石橋を架け廻遊路として枯滝口を作っている。
庭園より北方の和泉山脈の高峰成高山を遠望すると、その自然美。と観光書には書いているのだが?


整然と整った西国三十三霊場、三番札所「粉河寺」のお寺とは打って変わって、なにやら寂しげなお寺さん。
せっかくだから、チョット寄ってみることにしたのだが、参道は、荒れている、お寺様全体は、今にも朽ち果てそうな雰囲気。受付とやらで入寺料¥200を払って建物の中へ入るのだが、受付に年配のご婦人一人。庭が有名できれいだと言うので、拝見しに行くと、この受付のご婦人が説明で付いてきてくれた。お客は、私達夫婦とは別に夫婦が一組いただけで暇そう。
庭園は、全体的には、枯山水式と言われるだけあって、規模もそれなり立派だが、手入れが済んだばかりと説明は聞くけど、余りきれいでない。経費の都合で手入れがままならないとのこと。建物の中から、庭園側を拝見すると、興ざめ部分がある。横の新興団地が丸見え、景色と不釣合い。遮っていた竹林を団地の開発業者に切られたため仕方ないとのこと<そちらは、自分の敷地でないので文句も言えない>。
建物奥へ入っていくと、祀られておられる、本尊は阿弥陀如来様もご立派だが、それより気になったのが、葵の紋の入った、仏間、大きな長持や、よろい等の貴重な文化遺産らしきもの。傷つき、ホコリを被り、あちこちに雑然と置いてある。さらに奥の間的な部屋に行くと、しっかりした仏様が祀ってある。ただ、お部屋の畳は傷み表面には、なにやら白きカビらしきものも浮いている。
現在少し、屋根の修復中らしき工事足場がある。なにやら気持ちが滅入るのでそそくさとその場を後にした。
出口で、この状態が余にも気になるので、先ほどの受付のご婦人に、この状態を伺ってみると。
◆現状の有様の原因は。
 ●個人所有の寺さんであり修復には多額の経費が要るため。個人では限界があるとのこと。
 ●昨年一度、県知事が視察に来てこの現状を少しでも緩和したいとの、言葉があり、少しは補助金が出ているが、残りの負担も大きいため思うようには改善できない。
とのお答えでした。
◆このお寺さんを参拝する前に、紀三井寺を参拝したが、こちらは紀州家の代表的なお寺さん。
手入れが行き届いていて、さすがと感じるものの。
このお寺の現状は?余にも悲しすぎる。
確かに、お寺も経営。それなりの経営感覚がなければ、繁盛しないのも一因であることは確かだろう。
だが余にも酷いし、寂しすぎる現状。
今回の談合疑惑の渦中で辞めた県知事さんは、談合で忙しく、文化的なところまで頭が回っていなかったのだろうか?
ただ強く思うことは、観光立県である和歌山県は、貴重な文化遺産が朽ちていくことを放置できる県民性ではないと思えるもののこの有様を見ると、やはり悲しい。
◆なぜ?この現状なのか、知った方が居られるなら教えていただきたい。
県外の一介の観光客的部外者が事情も分からず、とやかく言うのも失礼だろうし。
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